科学

遺伝子が非線形的なものであれば数千年単位で生物が大きな変化を見せても不思議はない

という思いつきをメモ。 最近、はてなダイアリーの使い方がTwitterみたいになってきた。

量子コンピュータはチューリングマシンを越えない

相当古いエントリーですが、池田信夫氏が http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/17719a64e3e6e062ef6b37b82d59bad5 コンピュータ素子の微細化は急速に進んでいるが、その極致が電子のスピンを使った量子コンピュータだ。普通のコンピュータが0か1かというbit…

はてなブックマークでのコメントにどう反応すればいいのか?

オーストラリアにいる間、自分の大学のネット環境では なぜか、はてなアンテナが編集できないという現象が発生しまして 日本に戻り、本日念願の編集作業。いや、もう帰国して一週間たちますが。 で、ついでに、はてなブックマークもチェックしようと思い ざ…

そろそろ現代数学の公理は反証されるんじゃないかな、と。

http://q.hatena.ne.jp/1210570897 この質問ですが、大人気なんですね。どういう人たちがウォッチしているんでしょうか。 いや、小生も大好物のネタなのですが。 で、質問の回答自体は、回答者の方たちが "反証可能性はある。むしろゲーデルの不完全性定理に…

「疑似科学入門」という本がある意味興味深そう

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20080515/1210810056 経由で http://yoshibero.at.webry.info/200805/article_3.html http://yoshibero.at.webry.info/200805/article_4.html 実際にこの本を読んでみないとわからないところはありますが 上のエントリーだ…

顔見ず育っても表情識別

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date3&k=2008010100126 赤ちゃんが言語習得するとき、自分の発話に対する 両親の反応からその正誤を判断するんだ、という話があって その中には両親の表情も含まれるらしいのですが これまでは、赤ちゃんに両親の表情なんか…

アカゲザルが統計学者のように計算する!?

Yahoo!サイエンスのサルに暗算能力がある、というニュース経由で 以下のようなブログのエントリーを発見。 http://sasapanda.net/archives/1794 以下、実験内容の引用です。 ハワード・ヒューズ医科大学のTianming YangとMichael Shadlenは2匹のアカゲザルの…

生物と無生物のあいだ

Amazon.co.jpのBest Books of 2007の第5位に生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/18メディア: 新書購入: 56人 クリック: 1,487回この商品を含むブログ (1107件) を見るがランクインしていて、少々驚…

ソーカル事件と論文のランダム生成

似非科学、もしくは科学を騙った欺瞞についてです。 社会科学などの学際領域で活動している研究の徒にとって この問題は、克服しようと思ってもなかなか出来ない厄介なものです。 まず、有名な話では「ソーカル事件」 http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fn…

温暖化で科学的に論じられることは少ない

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2007101101097 ゴア氏の「不都合な真実」に科学的に正しいとはいえない情報が 含まれているというお話。 結構重要な箇所が該当するようですね。 意図的なのか、本当に誤ったのかわかりませんが そもそも温暖化という…

ニュース系サイトのコメント欄の威力

http://slashdot.jp/articles/07/09/20/215220.shtml 上記のリンク先は 燃料電池で、白金を使わない新しい方法を開発 という記事なのですが 最初、この記事を見た際には「おー、面白い」と素人ながらに感心しました。 で、slashdotの場合 結構、専門家からの…

お茶の水大、「ニセ科学批判」がらみで提訴される

http://slashdot.jp/articles/07/09/19/1044204.shtml これは 「空気イオン」なるものを擁護する学者がいる ニセ科学論争について司法がどのように対処するか という2点において注目に値する記事です。 特に後者は、司法の限界を炙り出す結果になりそうな予…

経済学は八卦なのか

2007/1/29朝日新聞9面「小林慶一郎のディベート経済」内で 日銀の独立性と経済学理論との関係について、次のような文が掲載されている。 長いですが、そのまま引用してしまいます。 中央銀行の金融政策が政府や政治から独立していなければならない理由を、理…

経済学の記述力と物理学の予測力

うっかり取ってしまっている朝日新聞のbeにあるコーナー サザエさんをさがして で、経済評論家に対する皮肉を込めた4コマが紹介されていました。 その記事の中でエコノミストは信用できるか (文春新書)作者: 東谷暁出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/11…

「ニセ科学」と狂牛病

うしとみしよぞさんのエントリーで 視点・論点「まん延するニセ科学」 というものを発見。私はこの動画を既に見たことがあるのですが 上記のサイトにトラックバックが結構付いていますね。 御当人の菊池さんもいくつかのブログでコメントを寄せてらっしゃる…

論理とは体系があって初めて成り立つのだが・・・

世間一般の人の”難解”な現象に対しどのように”納得”するか について、先日相関と関係との怪しいつながりを取り上げましたが 次に、「論理」について語りたいと思います。 とはいっても、前に述べたように、基本的には藤原正彦の国家の品格 (新潮新書)に書い…

経験とは統計である

世間一般の人の”難解”な現象に対しどのように”納得”するか というテーマで、2つほどキーワードを提示して 日曜にエントリーを書くつもりだったのですが 上記の右鞭事件のショックでうっかり忘れてしまいました(嘘 それでは、「因果関係と共起関係」のお話…

「ニセ科学」入門

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/nisekagaku/nisekagaku_nyumon.html このニセ科学については、それほど詳しいわけではないのですが 小生は、世間一般の人の”難解”な現象に対しどのように”納得”するか について、いくつか思うところがあります。 …

生きていることの科学

生きていることの科学 生命・意識のマテリアル (講談社現代新書)作者: 郡司ペギオ-幸夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/06/21メディア: 新書購入: 5人 クリック: 24回この商品を含むブログ (58件) を見るこの本は新書としてはあり得ないくらい難しいで…