言語

モダリティとは認知そのものである、といってしまうと抽象的過ぎるけど

モダリティを「心的態度」と呼んでみたところで 脳の機能としてモダリティとそれ以外を切り分けることができるとは正直あまり思えず 認知そのものと考えざるを得ないような気が。 とりあえずは工学的に使い勝手のいい概念として定義づけることが最優先ですが…

コンピューターに劣等感を抱く時代

http://slashdot.jp/it/08/10/15/0710252.shtml ローブナー賞という、会話(チャット)において人工知能を人間だと思い込ませることができるかどうかを競う大会で 多くの人工知能が、優秀なパフォーマンスを見せたというエントリー。 slashdotお馴染み、ハイ…

人工知能マーケティングのブームが来るか?

http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20381184,00.htm 日産ノートのサイトに、自由なテキスト文で質問できるコーナーがあるとのことで早速アクセス。 http://note-notte.com/ どうも、ターキーズヒルとやらのコーチが質問に答えてくれるらしい…

生まれてからずっと孤独に生きてきたヒトは言語を持っているか

ちょっと言語に関する質問を思いついたのでメモ。 生まれてからまったく他の人間と接触する機会がなく、本など言語を用いて記述されたものを目にしたことすらない人が、自然や動物が豊富な環境で、ゴリラかなにかに育てられて大人になったとします。そして、…

顔見ず育っても表情識別

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date3&k=2008010100126 赤ちゃんが言語習得するとき、自分の発話に対する 両親の反応からその正誤を判断するんだ、という話があって その中には両親の表情も含まれるらしいのですが これまでは、赤ちゃんに両親の表情なんか…

言語哲学と認知言語学、社会言語学

言語哲学 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E5%93%B2%E5%AD%A6 認知言語学 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E5%AD%A6 社会言語学 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E8%A8%80%E8%AA%9E%E…

言説分析?

言説分析の可能性―社会学的方法の迷宮から (シリーズ 社会学のアクチュアリティ:批判と創造)作者: 佐藤俊樹,友枝敏雄出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2006/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (54件) を見る別の本を探して…

テニエールの依存文法

言語学徒のページより http://ling.exblog.jp/5038557#5038557_1で、『日本語の格と文型』 小泉保 著 大修館書店 が紹介されていました。 テニエールの結合価理論を応用して、日本語統語論への新たなアプローチを 提示しているもののようです。 小生にとって…

英語教育以前に日本語教育について考えよう

<伊吹文科相>英語必修に慎重な考え示す 文部科学相が就任直後に意見を述べないといけないところまで、話が具体化しているんだ と思い、記事をクリックしてみたところ 伊吹さん、慎重どころか大胆に反対論をぶちかましているじゃないですか! 「慎重」が「…

日本語モダリティ論の難しさ

モダリティって何? と聞かれると、小生はこの研究を5年もやっているにもかかわらず 未だにはっきりと答えられません。 言語学、日本語学の世界で相当の期間議論され続け 未だに確たる定義が定まっていないという点において 数多ある概念の中でも、モダリテ…