経済

カオス理論の金融工学への応用

今、たまたま教育テレビで 視点・論点「経済変動の複雑さ」 を目撃。合原一幸という人が経済学と脳科学、カオスの接点について紹介していました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E5%8E%9F%E4%B8%80%E5%B9%B8 その中で 「カオス理論の専門家が金融…

なぜポートフォリオでリスク分散したのにサブプライム問題がここまで悪化したか

サブプライム問題について。 巷のニュースでは、さまざまな金融商品に低所得者向け住宅ローンの債権が紛れ込んでいたために 問題が拡散したと言われ続けてきました。 けど、けどですよ?金融において、資産を分割、分散させてポートフォリオに組み込むなんて…

新BSディベートで学ぶ排出量取引制度

先週の朝まで生テレビに引き続いて 昨日の新BSディベートでは排出量取引制度を取り上げていました。 http://www.nhk.or.jp/bsdebate/ 基礎理論は知っていますが、利点しか習っておらず 運用上の問題点など把握していないので、興味深く見よう・・・ と思って…

投資大国云々以前に

2/15の朝日新聞から「貿易より投資で稼ぐ」という記事を発見。 日本が貿易大国から投資大国へ転換する次期に差し掛かっているのではないかというお話。 海外の株や債券などの対外資産(約506兆円)の運用益「所得収支」の黒字が「貿易収支」の1.5倍に膨らみ …

経済学で何がわかるのか

朝日新聞のコラム「小林慶一郎のディベート経済」で 「経済学で何がわかるのか」 というテーマが取り上げられていました。 小生は先に「昨今の経済学は記述力重視で予測力がない」という主旨のエントリーを書いたので 「お、前に書いたエントリーと関連する…

経済学は八卦なのか

2007/1/29朝日新聞9面「小林慶一郎のディベート経済」内で 日銀の独立性と経済学理論との関係について、次のような文が掲載されている。 長いですが、そのまま引用してしまいます。 中央銀行の金融政策が政府や政治から独立していなければならない理由を、理…

経済学の記述力と物理学の予測力

うっかり取ってしまっている朝日新聞のbeにあるコーナー サザエさんをさがして で、経済評論家に対する皮肉を込めた4コマが紹介されていました。 その記事の中でエコノミストは信用できるか (文春新書)作者: 東谷暁出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/11…