投資大国云々以前に

2/15の朝日新聞から「貿易より投資で稼ぐ」という記事を発見。
日本が貿易大国から投資大国へ転換する次期に差し掛かっているのではないかというお話。
海外の株や債券などの対外資産(約506兆円)の運用益「所得収支」の黒字が「貿易収支」の1.5倍に膨らみ
米英型の金融立国を目指すか、貿易立国にこだわるかを野口悠紀雄寺島実郎両氏が論じています。


まあ、ある程度、ファンド系の組織が投資の知識を深めないといけないのは間違いないのでしょうが
この期に及んで「米英型」なんていう抽象的な括りでいいのか、という疑問はあります。
ちょっと勉強不足なのですが、先物空売りヘッジファンドなどで異常なまでに膨れ上がった金融市場において
どのような状態であれば生産市場に対して適切なのか、という議論を抑えたいところです。