モンティ・ホール問題

http://slashdot.jp/science/08/04/12/0419234.shtml
心理学の論文で、確率に関する初歩的な勘違いのために
謝った結論を導き出している、というお話。


最初に心理学の実験のパートだけ読んでちょっと考えてみたのですが
わかりませんでしたよ...うーん、最近確率ばかり勉強しているのになあ。


しかし、驚いたのが上のリンク先のコメントを見てみると
"この論文のどこが間違っているのか分からない"
"(間違いを指摘した)Keith Chenの方がおかしいんじゃないか"
"こういう過度の数学的厳密さを求める方がナンセンスだ"
という意見が結構あること。
最初の2つの意見は、単純にChen博士の話が理解できていないだけだと思いますが
最後の意見は酷い。
だって、数学的厳密さ以前の問題ですよ、これは。
確率1/3のものを1/2と間違っているんですよ。
ジェンダー問題で
"女性は男性の約2/3しかいないからマイノリティとして迫害されている"
というのに等しい致命的なミスですよ。


まあ、小生も人のことはいえませんが
一般社会での確率論への理解の薄さにはちょっとぞっとします。