インディアナ・ペイサーズ終戦

ジャーメイン・オニールとジャマール・ティンズリーが離脱した時は
もう下位順位に甘んじてドラフトの上位指名を勝ち取るしかないな
と思っていたのが、マイク・ダンリービーやダニー・グランガーなどが
思いのほか頑張り、もしやプレーオフ!?というところまできたペイサーズ
結局、土壇場のウィザーズ戦で負けて、イースト9位という最悪の結末。


いやー、レジー・ミラーが引退してから、下り坂の一方ですね。
ずっと堅実にプレーオフに進んできたので、優勝できないわ有望な若手が取れないわで
ジレンマだなあ、とつねづね思ってはいたのですが。
しかも、ひところのブレイザーズみたいに一気に悪くなるんじゃなく
徐々に下降しているのがなんとも。


ただ、どれほどひどいチーム状況でもウェバー制度とサラリーキャップ
めちゃくちゃ流動性の高い選手市場のおかげで
フロントのやる気と能力、運さえあれば
金満でなくてもチームを生まれ変わらせることが可能なのがNBAの魅力。
その代わり、常勝軍団をつくるのが相当難しいんですけどね。
蛇足ですが、日本のプロ野球NBAにこそ学ぶべき、と真面目に思ってます。


ラリー・バードは絶対動いてくるでしょうね。
さーて、来年のペイサーズはどんな陣容になっているやら。