エアシェイディの謎

先日,本当に悲願の重賞制覇をなしとげた7歳馬エアシェイディ
そのことを紹介したニッカンの記事で
http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20080128-312940.html

 陣営の我慢が結実した。昨年全6戦のうち5戦がマイルだった。伊藤正師はあくまで同馬を「中距離馬」と評し、マイラーの評価を否定し続けた。マイル特有の速い流れでスピードとスタミナ、さらに控える競馬で瞬発力を磨き上げるのが狙いだった。「良くならないうちに(距離を)戻しても意味がない」と能力開花のためにじっと耐えた。「1年やってきたことが実を結んだ。ニューシェイディをアピールできたんじゃないかな」。確信が結果となって表れたことに穏やかな笑みを浮かべた。

と書いてあるのですが,これってちょっと信じがたいんですけど,本当なんですかね?
去年既に6歳馬だった同馬に対し
将来のことを見据えて本来得意の中距離ではなくマイルを使い続けるなんて
ちょっと凡人の理解を超越しているというか。よく馬主の了解を得られましたね。
ただ,今後大活躍するのであれば,非常に素晴らしいことだと思います。
常識を打ち破る,それこそがプロの本領の見せ所ですからね。