WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ

http://www.smh.com.au/news/sport/green-wins-world-title/2007/12/16/1197740098154.html
挑戦者のオーストラリアのダニー・グリーンが
王者のクロアチアのスティープ・ドリューを3-0の判定で下して
タイトルを獲得した試合。
グリーン選手がKO率8割弱のインファイターのようだったので
楽しみにしていたのですが、試合は予想外の展開。


王者はサウスポーの構え。距離を取り、その大柄な体躯に似合わず
巧みなフットワークでグリーン選手の攻撃を捌いていたのですが
なぜか、その長いリーチを生かしたジャブがほとんどまったくといっていいほど出ず。
カウンターを恐れていたのかもしれませんが
相手のホームで試合をしていて、その戦法では勝てるわけもありません。
当然、ジャッジの一人が120-108をつけるほどの大差で判定負け。


なんというか、もともと勝つ気がなかったとしか思えない試合運びでしたね。
もうお金もそこそこ稼いだし、適当に負けて引退するか
なんて思っていたのではと邪推してしまうほど
釈然としない試合でした、ただただ残念。