麻生太郎の感性

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/28/news084.html
先日の総裁選で敗北した麻生太郎氏のインタビューです。
このインタビューはいい印象を与える、というか
考えてコメントしているな、というのがひしひし伝わってきます。
小泉氏は鈍感力、阿部前首相は愚直がウリだったと
少なくとも小生は思っていたのですが
麻生氏は豪胆+知性といった趣きでしょうか。


正直、あまり麻生氏の政策理念を知らないのですが
このインタビューを読む限りでは
「反市場原理主義」「イノベーション」「地方活性化」
このあたりがキーワードかな、と。
本人が保守だといってますが、基本的には大きな政府志向ですかね。
これまでとは異なる視点で雇用創出、産業活性化を図ることで
守旧派との差別化を図りたいという意図がありそうです。


ただ、支持するかどうかは、まだまだ微妙ですけどね。
「反市場原理主義」だとして、その代替案を示してほしいところ。
旧来の中央集権、官僚依存から脱却するには
まずは、市場原理主義に走るしかないと思うんですけどね。
中央政府地方自治体との間で利権の綱引きをやっている間は
いつまでたっても、効率化は図れないかと。