K-1運営側の混沌っぷりはなくなって欲しくない

http://hochi.yomiuri.co.jp/battle/fight/news/20070306-OHT1T00037.htm

このたび、多くの人が首を傾げたであろう角田信朗
「消極的なままなら失格」発言。
スポーツとしてはあるまじき、突然の越権発言であることはもちろん
武蔵選手の消極的な戦法は今に始まったことではなく
(昨日の試合よりも消極的な試合などいくらでもあった)
なぜ、この期に及んでこのような発言をしたのか、ちょっと理解できません。


いい試合が続いたからこそ目に付いたというところはあるかもしれませんが
仮にも競技統括プロデューサーである人間がやる行為ではないかと。
そもそも、正道会館所属の現役選手が統括プロデューサーやるなよ、という気持ちもありますが、それはそれで。


で、早速翌日に谷川さんが角田信朗へ注意をしています。
なぜ、プロデューサー同士が公の場でこんなやり取りをしているのでしょう?
このことから推察されるのは、角田信朗の行動は運営側からするとまったくの想定外で、完全なる自己判断による突発行為だったということでしょう。


やった内容自体は賛成できませんが、組織の中の個人が
突発的にとんでもない行為を行う組織。なんとも魅力的ではないですか。
このカオスっぷりが良くも悪くも今のK-1を作り上げてきたと思います。


組織にはある程度不確定要素を持たせておいた方がいい
というのが小生の持論なので、是非FEGにはこの混沌さを維持できるよう
頑張ってもらいたいところです。