ダービー卿CTの予習

ダートと異なり、芝のレースは同じコースでも芝状態によって
展開の有利不利が大きく変わってくるんですよね。
そのことも考慮して予習したいと思います。


まずはJRAのサイトから。
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2008/0406_1/index.html

  • 昨年の春に芝1400〜2000mのオープン・重賞を勝っている馬が強い
  • 2,3歳時に中山芝で勝ち星を挙げている馬が強い
  • 前走マイルでの好走組に注目

珍しく共感できる分析ですね。
要するにある程度の自力は必要だが、基本的には相性がものをいうレースということでしょうね。
この時期のこのコースに向いている穴馬を見つけられることがポイントになりそうです。


次に第3回中山のうち4日目以降に行われた
1600万条件以上の古馬レース、直近20件の位置取りです
1着馬の位置取り
8,8,12,10,1,4,1,9,11,6,2,3,6,8,1,5,1,1,5,5
2着馬の位置取り
5,8,3,6,9,13,2,14,7,2,10,3,3,8,8,8,9,2,1,2
3着馬の位置取り
10,13,9,3,2,4,7,6,3,6,12,7,2,2,8,6,6,4,4,1
それぞれ平均が、5.35,6.15,5.75です。
コーラルSとの比較で考えると、それほど先行馬有利というわけではなさそうです。
ただ、近年極端に差し馬が台頭しており、遡ると結構逃げ馬も勝っています。
たまたまなのか、最近は差し馬有利の馬場状態、展開になりやすいのか、うーむ。


そして、ハイペース時の位置取りの傾向ですが、レースによって結構タイムが異なるので
「前半3ハロン÷全体のタイム」の数字の小さい10件を取り出してみました。
1着馬の位置取り
1,11,6,3,5,8,6,5,1,9
2着馬の位置取り
2,7,3,3,1,5,2,2,2,14
3着馬の位置取り
7,3,2,7,4,10,6,1,4,6
平均は5.5,4.1,5となり、意外にもあまり変わらずどころか
2,3着に関してはむしろ先行馬が台頭してくることがわかりました。
これはハイペースだから差し馬、という単純な発想は避けろ、ということでしょうね。
スローの場合は瞬発力のある馬で
ハイペースの場合は走破力のありそうな馬、持ち時計のある馬、でしょうか。


しっかし、この予習の仕方は疲れる・・・どうしよっかな、と。