サーシャ・バクティンvs本田秀伸

最近、たまに"サーシャ・バクティン"で検索してくる人がいるので
もしや、試合が決まったのかな、と協栄ボクシングジムのホームページをのぞいてみたら
http://www.kyoei-boxing.co.jp/boxing/ticket.html
にて、２００８．４．２１に本田秀伸選手との試合が組まれてますね。

最初に本田選手の"元日本ライトフライ級チャンピオン"という肩書を見た時は
一度、世界戦が決まったにもかかわらず、また格下との試合から仕切り直しか...と思ったのですが
どうも、本田選手の実績はなかなかのもののようです。
下の階級とはいえ、世界戦に3度挑戦し、ムニョスの連続KO記録を止めるなどの善戦ぶりを見せた模様。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E7%94%B0%E7%A7%80%E4%BC%B8
ただ、去年の試合でピークを過ぎたと思われる名護明彦に僅差とはいえ判定負けしており
ちょっと評価が落ちているのかな、という印象ですね
(個人的には名護選手の復活を期待しているんですが)。

もともとKO率の高くないバクティン選手にとってディフェンスマスターの異名を持つ
本田選手をKOするのは難しそうですね。
逆にいえば、ここで圧倒的なKO劇を見せることができれば世界への道が再び開けるかもしれません。

そして、本田選手にとってはここでバクティン選手を喰ったら大きいでしょう。
長谷川選手への挑戦、いや、下の階級の坂田選手や内藤選手との世界戦の方が現実味ありますかね。
長谷川選手としてもバクティン選手を倒した日本人とならやってもいいかという気になるかもとも思いますが
無名の日本人選手とやってもラスベガスは近づきませんしね。
というか、長谷川選手は早く王座統一戦やればいいのに....と、なんだか話が逸れてきました。

バクティン選手はあまり悠長に構えていられる年齢でもないので
早めに世界戦お願いしますよ、金平会長!
そう考えると、亀田騒動の一番の被害者はバクティン選手かもなあ。