安倍首相のホームページに謎のUNIXコマンド

http://slashdot.jp/articles/07/03/02/2328202.shtml

上のURLは安倍首相のホームページの背景に、何故かUNIXコマンドが書かれている、という話題です。
実は、少し前にも同様の話題があり
http://www.web-20.net/2006/09/post_33.html
によると、政局の変化(安倍首相の役職の変化?)に応じて逐一変更されているようです。
ホームページのHTMLソースを見る限り、FrontPageで作られている至って素朴なページ。
とてもじゃないですが、ちゃんとした製作会社が作っているとは思えない造り。
身内の人のちょっとした遊び心なのでしょうが、下っ端の人がこんなことやったら叱責じゃ済まないだろうし、いったい誰が・・・?
もしかして、LINUXに精通し、自ら自作パソコンも手がけるパソコン通(wikipedia参照)、与謝野馨が作成!?


というわけで与謝野馨 Offical Site Webの方も覗いてみました。
HTMLソースを見ると・・・う、うーん、こりゃあテキストエディタでHTMLソースを直打ちしてるんじゃないか?
与謝野さん、やるな!*1


なお、2007/3/3現在、安倍首相HPに記載されているUNIXコマンドの内容を
タコユーザー(当然、含自分)のために、解読してみましょう。


# ps -aux (プロセスの一覧を表示。オプション-auxにより全てのユーザーのプロセスをユーザー名付きで表示)
# df (システムファイルの容量を表示)
# du -h (ディスク使用量を表示。オプション-hはなんだろう?)
# free -tk (メモリ使用量を表示。オプション-tkでトータルの使用量をkバイト表示)
# netstat -r (ネットワークの情報を表示。オプション-rでルーティングテーブルを表示)
# less /etc/crontab (ファイルの内容を表示。crontabには定期的に実行されるファイルの一覧が記載)
# chkconfig --list (各ランレベルでのサービスの起動, 停止の状況を一覧表示)
# l (?。lはカーソルを表しているという説有り)


システムの状態をチェックしているだけ、という感じでしょうか。
今はまだ、情報収集中で本格的に動き出すのはこれから、ということかもしれないですね。

*1:ヘッダから直打ちであることが伺われますが、内容自体は高度。これで本当に自分で作っていたら相当凄いと思います