「ニワトリ追い」といえばごっちゃんです!!、ですよね

http://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/p-sp-tp3-20080603-367597.html
ニッカンの記事で、琴欧州関の綱取りに絡めたネタとして
「ニワトリ追い」なるけいこを取り上げてます。
どうも、伝統ある方法らしく、以下のような記載が。

冗談ではない。相撲界にふるくから伝わる「鶏追いの型」を、琴欧洲に伝授するのが狙いだった。「腰を落として、両側から挟み込んで、ニワトリを追うような形で前に出るんです」と同親方。腰高といわれる琴欧洲の欠点を修正した上で、体格差を最大限に生かすことができる。


 この形は59年(昭34)に第46代横綱に昇進した朝潮が得意としていた。右上手を浅く引き、左ハズ押しで一気に押し出す取り口。189センチの長身を生かして、栃若時代を築いた栃錦(178センチ)初代若乃花(179センチ)ともほぼ互角の成績を残した。「先代(元横綱琴桜)から、それを欧洲に教えてやれと言われていた」と同親方は明かした。

「鶏追いの型」なんてものがあるんですねえ。
ニワトリを追いかけるけいこといえば、小生は

ごっちゃんです!! 3 (ジャンプコミックス)

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で、主人公のごっちゃんが、お寺で知り合った謎のおっちゃんに連れられ
田舎の農地で特訓をしたときのシーンを思い出します。
つの丸、適当なことやってるなあ、と正直思っていましたが
ちゃんと元ネタがあったんですねえ、失礼しました。
確かにマキバオーでも、破天荒なように見えて実は元になる実話がある、というエピソードが
散りばめられていたような。ああ見えて、きちんとした取材を怠らないタイプなんでしょうね。
ちなみに、"ごっちゃんです!!"は間違いなくマキバオーに並ぶ名作です。
ベクトルは大分違いますけどね。序盤のギャグのクオリティは奇跡ですよ、ホントに。


で、琴欧州ですが、小生自身は腰高の姿勢は止めてほしくないんですよね。
腰高自体は、かつての貴ノ浪関と同様で、むしろ懐の深さを生かす一つの戦法だと思います。
横綱になれなかった貴ノ浪の分まで、腰高で頑張って欲しいところ。